講演情報

[3K62206-15-10]パイロットプラントによる選鉱技術開発(第二報)

○田中 善之1、岡本 秀征1、青木 悠二1 (1. 住友金属鉱山株式会社)

キーワード:

選鉱、中規模試験設備、浮選、銅鉱物

住友金属鉱山株式会社では愛媛県にある新居浜研究所にて新規開発および既存JV鉱山を対象とした選鉱技術開発を行っており、実験室規模の試験結果から経済性に優れた選鉱処理やフローの改善の提案をしている。しかし、実鉱山では処理量や設備規模が大きく異なるため、実鉱山の成績が実験室規模で得られた成績と異なる場合がある。これらの課題に対し、国外には多量の鉱石を処理できる選鉱パイロットプラントを有する研究機関がいくつか存在し、その結果を反映させた新規鉱山建設や既存鉱山の成績改善が行われている。一方、国内には選鉱パイロットプラントがなく、国外にパイロットプラント試験を依頼するしかない。しかし、国外の機関での試験は、条件の細部の管理が困難であるといった課題があるため、住友金属鉱山株式会社では100kg/hr程度の鉱石を使用して、連続的に試験が可能な選鉱パイロットプラントを立ち上げており、本会にて報告している。今回はその第二報として実際の操業鉱山の選鉱成績の再現とその改善を目的とした選鉱試験の結果を報告する。