講演情報

[3K0207-15-01]全国鉱山遺跡坑道内「のみ角」の比較

○久間 英樹1、福岡 久雄2、青木 美香3、小松 美鈴4 (1. 松江工業高等専門学校、2. 東京電機大学、3. 関西大学大学院、4. 湯之奥金山博物館)
司会:笹岡孝司(九州大学)

キーワード:

のみ角、3次元レーザスキャナ、鉱山遺構

これまで鉱山坑道内の定量データを非接触で測定できる遠隔操作型ロボットの開発を行ってきた。このロボットに取り付け
られた各種センサにより坑道内部の映像や断面形状、採掘方向、傾斜角等の定量データが取得可能となった 。その過程で一部の坑道側面には、矩形の幾何学模様が刻まれていることを確認した。こののみ跡は、古文書等に「のみ角」と記載されている。これを彫る目的は1か月の掘削距離を表す目印であることが佐渡金銀山内の南澤疎水坑や大滝間歩内や秋田県尾去沢鉱山観光坑道内の手掘り坑道跡の調査により確認されている。本論ではこれら「のみ角」を3次元レーザスキャナで測定した結果を用いて形状等を比較検討したので報告する。