一般社団法人資源・素材学会 2021年度 春季大会

一般社団法人資源・素材学会 2021年度 春季大会

2021年3月8日〜3月10日オンライン開催
資源・素材学会 年次大会
一般社団法人資源・素材学会 2021年度 春季大会

一般社団法人資源・素材学会 2021年度 春季大会

2021年3月8日〜3月10日オンライン開催

[1K0401-08-05]自動車を中心とする基板の機械学習による組成予測

○北田 祐己1(1. 立命館大学)
司会:古屋仲茂樹(産業技術総合研究所)

キーワード:

基板、貴金属、組成情報、機械学習、XRF

コンピュータを中心に広く用いられている基板は金や白金,パラジウムなどの貴金属を含み,特に自動車のエンジンやエアバッグの制御基板には特にそれらの貴金属の含有量が多いことが知られている.しかしながら現在の基板のリサイクル工程においては,基板中の貴金属含有量によるグレード選別は目視により行われていることが多い.また既存研究においては基板から剥離して撮影した部品の写真から機械学習を用いて選別する手法が報告されているが,基板のグレード選別はこれらの部品の剥離前に行う必要がある.この選別にはXRF等の元素分析手法の適用が期待されるが,処理速度やコストの点で課題が残る.そこで本研究では,XRFにて事前に組成情報を得た基板を写真撮影しニューラルネットワークによって分類することで,基板中の貴金属含有量によるグレード選別をより迅速に行うことを目的として研究を進めた.11種類の自動車制御基板を教師試料としてニューラルネットワークによるモデル構築を行ったところ,交差検証の段階では100%の確率で相互判別が可能であることが分かった.発表においては上記にて構築した判別モデルを未知の基板にも適用した結果を分類正確度と共に報告する.