講演情報
[2K0201-09-04]Cu2O酸化剤の添加によるタングステンカーバイドのNa2CO3溶融塩への酸化溶解
○安田 幸司1、鈴木 滉平1、上畑 涼太郎1、萩原 理加1 (1. 京都大学)
司会:畑田直行(京都大学)
キーワード:
タングステン、溶融塩、リサイクル
我々は、超硬工具に含まれるタングステンカーバイドからタングステンをリサイクルする新たな手法として、溶融炭酸塩法を提案している。これまでに酸素イオン種(過酸化物イオン、超酸化物イオン)や炭酸イオンによる溶融Na2CO3中での超硬工具の酸化溶解を行ってきたが、速度が遅いことが課題であった。また、溶融Na2CO3中へ酸素バブリングすることで、溶解反応の促進も試みたが効果は小さかった。今回は、Na2CO3溶融塩中へ酸化剤としてCu2Oを添加することで、1173 KのAr–CO2雰囲気下における超硬工具の酸化溶解を行った。Cu(I)の還元電位とWの酸化電位を調べた結果、ならびに種々のCu2O濃度と反応時間で超硬工具の酸化溶解を行った結果について報告する。
