講演情報

[3K0201-07-02]アンモニアアルカリ性溶液を用いた高不純物粗銅からの銅回収

○大石 哲雄1、矢口 未季1、髙井 義成2 (1. 産業技術総合研究所、2. DOWAメタルマイン)
司会:佐々木秀顕(愛媛大学)

キーワード:

高不純物粗銅、一価銅電解、銅アンミン錯体、リサイクル

リサイクル専用炉から回収された粗銅は不純物含有量が多く、通常の銅電解精製での対応は困難である。現状、硫酸による溶解と電解採取による銅回収を組み合わせて処理されているが、銅電解採取は対極で酸素を発生させることから電気代の高いわが国では経済的に不利である。そこで、このような高不純物粗銅の新たな処理方法として、Cu(II)含有アンモニアアルカリ性水溶液による浸出と、1価銅電解とを組み合わせた新しい手法を検討した。その結果、二段階浸出により銅を十分浸出できること、ヒドロキシアパタイトや塩化マグネシウムにより、溶出した不純物除去が可能であること、1価銅電解により不純物濃度の十分低い銅回収が可能であることを確認した。