講演情報
[3K0201-07-07]塩化物系濃厚水溶液を用いた鉛電解
○宮本 真之1、北田 敦1、深見 一弘1、邑瀬 邦明1 (1. 京都大学)
司会:八木俊介(東京大学)
キーワード:
鉛電解、塩化カルシウム、濃厚水溶液
鉛製錬における精製工程では、ケイフッ酸浴を用いる電解精製(Betts法)が広く用いられる。一方で、ケイフッ酸浴の使用にあたり有害なフッ酸およびフッ化ケイ素の遊離揮発が懸念されており、フッ素フリーで安全な代替浴が求められる。鉛の電解浴は種々報告されているものの、鉛塩の溶解度、薬剤コスト、電着形態などの観点から実用に至る候補は限定される。
我々は、塩化カルシウム等の金属塩化物塩を超高濃度に溶解した電解質水溶液のもつ特異性に着目し、金属めっき浴への展開をこれまでに報告してきた。例えば純水には難溶性である塩化銀が、高い塩化物イオン活量に起因して塩化物錯体として溶解すること、および平滑置換銀めっきが可能であることを明らかにした。塩化カルシウムは安価で毒性の低い薬剤であるため、工業的な取り扱いが容易であると期待される。本研究では鉛電解浴としての利用性を検討するために、純水には難溶性である塩化鉛の溶解度および塩化鉛を溶解させた濃厚塩化カルシウム水溶液の電気化学特性を調べた。
我々は、塩化カルシウム等の金属塩化物塩を超高濃度に溶解した電解質水溶液のもつ特異性に着目し、金属めっき浴への展開をこれまでに報告してきた。例えば純水には難溶性である塩化銀が、高い塩化物イオン活量に起因して塩化物錯体として溶解すること、および平滑置換銀めっきが可能であることを明らかにした。塩化カルシウムは安価で毒性の低い薬剤であるため、工業的な取り扱いが容易であると期待される。本研究では鉛電解浴としての利用性を検討するために、純水には難溶性である塩化鉛の溶解度および塩化鉛を溶解させた濃厚塩化カルシウム水溶液の電気化学特性を調べた。
