講演情報
[3K0401-07-05]別子鉱山の坑水処理におけるマンガン除去の検討
○岸本 恭暢1、岡本 秀征1、伊藤 竜也1 (1. 住友金属鉱山株式会社)
司会:濱井昂弥(JOGMEC)
キーワード:
坑水、水処理、マンガン除去
住友金属鉱山株式会社が保有する別子鉱山では、現在も平均約3 m3/minの流量で坑水を排出し続けている。坑水は、瀬戸内海に面した放流口まで約10 kmの専用坑水路を通る間に、2ヶ所の処理場で鉄を主成分とする殿物を沈殿分離させている。当社では、環境リスクの低減化、坑水路と処理設備の維持コストの低減化を目的として、坑口での処理を実施するため、基礎試験およびパイロット試験を進めてきた。その過程において、処理水の対象成分の含有量は排水基準以下にも関わらず、試験設備の一部が黒色すること、また、その原因が処理水に残留する溶解性マンガンであることが判明した。本報では、一連の試験で得られた、溶解性マンガンの除去方法に関する知見および坑口に新規で立ち上げている坑水処理設備について報告する。
