[1K0106-12-07](学生発表:修士課程) 天然ガスハイドレート輸送法の高効率化に向けたメタンハイドレートの自己保存効果に関する研究
○藤岡 幹大1、楠田 啓1、日下 英史1(1. 京都大学大学院エネルギー科学研究科)
司会:才ノ木 敦士(熊本大学)
キーワード:
メタンハイドレート、自己保存効果、天然ガスハイドレート
現在、天然ガスの長距離輸送システムとして液化天然ガス輸送法が広く採られている。液化天然ガス輸送法は液化の際の低容積化によって大量輸送が可能になる。一方、貯蔵時に極低温に保持する必要があり、大規模な設備を必要とするため巨額な初期費用がかかる。そこで、多額の投資が難しく液化天然ガス輸送の適用が困難な中小規模のガス田の開発手段の一つとして天然ガスハイドレート輸送法が検討されている。天然ガスハイドレート輸送法とは天然ガスと水を低温・高圧条件下で反応させる事でガスハイドレート化させて輸送する手法である。ガスハイドレートには自己保存効果と呼ばれる現象が知られている。自己保存効果とは、熱力学的には不安定条件である氷点下大気圧環境下で準安定的に保存される現象である。これを利用して、液化天然ガス輸送よりも穏やかな貯蔵温度条件で輸送できることが期待される。しかし、貯蔵時のガスハイドレートの安定性が低いことが欠点であり、適切な条件での保存が求められている。
そこで本研究では、メタンハイドレートを生成し、保存する際に圧力をかけることで輸送時の安定性の向上に関する検討を行った。その結果、加圧により自己保存効果がより顕著になる事が明らかとなった。
そこで本研究では、メタンハイドレートを生成し、保存する際に圧力をかけることで輸送時の安定性の向上に関する検討を行った。その結果、加圧により自己保存効果がより顕著になる事が明らかとなった。
