資源・素材2021(札幌)

資源・素材2021(札幌)

2021年9月14日〜9月16日オンライン開催
資源・素材学会 年次大会
資源・素材2021(札幌)

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2021年9月14日〜9月16日オンライン開催

[1K0501-05-02]新規抽出剤を用いた高分子包接膜による金属分離回収に関する基礎研究

○金丸 慎太郎1、濱内 莉子1、松本 茉李南1、馬場 由成1、菅本 和寛1(1. 宮崎大学)
司会:橋本 晃一(JOGMEC)

キーワード:

抽出剤、高分子包接膜

資源循環型社会の構築を目指す我が国において、廃棄物の無害化や減容化など、電池や家電品のスクラップや廃棄物から有害金属の除去、および有用金属の分離・回収技術の開発が喫緊の課題となっている。その中で「溶媒抽出法」は高純度が要求される最先端材料の開発に欠かすことができない精錬技術の一つであり、高選択性・高速処理・高抽出容量の特長を有し、最も有望なリサイクル技術の一つと考えられるが、その成否は抽出剤の性能に大きく左右される。さらに、溶媒抽出法は大量の有機溶媒を使用するため環境負荷の問題点を有している。近年、溶媒抽出法に代わる環境保全型のリサイクル分離回収技術として、最適化した抽出剤(キャリアー)を用いて、有機溶媒をほとんど使用せずに生物学的機能(能動輸送(薄い⇒濃い))を実現する抽出剤包接高分子膜(PIMs:Permeation Inclusion Membranes)の研究が盛んに行われている。そこで我々は、生体機能において重要な働きを持つ“アミノ酸”を基体とする新規抽出剤を開発し、溶媒抽出法およびPIMsを用いた膜分離法による金属分離回収に関する基礎研究を行ったので、その成果を報告する。