講演情報

[1K0601-08-06](学生発表:修士課程) マグネタイトをFe源として用いるAs(V)含有溶液中でのスコロダイト合成

○姉崎 託巳1、安達 謙1、飯塚 淳1、柴田 悦郎1 (1. 東北大学)
司会:大川 浩一(秋田大学)

キーワード:

スコロダイト合成、ヒ素除去、マグネタイト、ゲル状前駆体

スコロダイト(Fe(III)As(V)O4·2H2O)は耐溶出性に優れ、体積あたりのヒ素含量が多いことから、最終処分に適したヒ素の固定化法としてその合成法に関する研究が注目されている。代表的な合成法として、As(V)とFe(II)を含む水溶液に酸素を吹き込み、Fe(II)を酸化しスコロダイトを得るDMSP®法がある。当手法は粒子径の大きいスコロダイト結晶が得られるものの、高い薬剤コストに加え、反応に伴い溶液pHが低下するために廃液の循環利用が困難なことが課題である。我々はより実用的な手法として、安価な鉄源であるヘマタイト(Fe(III)2O3)やマグネタイト(Fe(III)2Fe(II)O4)を用いるスコロダイト合成法に着目し研究を行ってきた。本発表ではマグネタイトを用いるスコロダイト合成における溶液pHの影響を調査し、ゲル状前駆体の生成とそのスコロダイト結晶化に関して検討した結果を報告する。