講演情報
[2K0206-17-04](学生発表:修士課程) 破壊モデルを組み込んだ離散要素法によるHPGR破砕シミュレーションの開発
○古作 吉宏1、坂入 義隆2、塚田 浩二3、斉藤 瑞稀4、蛭子 陽介4、三觜 幸平4、綱澤 有輝5、所 千晴6 (1. 早稲田大学大学院、2. 古河機械金属株式会社、3. 古河産機システムズ株式会社、4. 日鉄鉱業株式会社、5. 産業技術総合研究所、6. 早稲田大学・東京大学)
司会:芳賀 一寿(秋田大学)
キーワード:
高圧ロール型粉砕機、アシスト粉砕法、単体分離、離散要素法、破壊モデル
アシスト粉砕法の1つである高圧ロール型粉砕機(HPGR)は、鉱石の単体分離促進に有用であるが、その粉砕機構や単体分離促進機構は十分に把握されていない。本研究では、HPGRにおける鉱石の粉砕機構を模擬できるシミュレーション手法として、破壊モデルを導入した離散要素法(DEM)に着目し、種々の銅鉱石の粉砕特性をシミュレーションにて模擬する手法の開発に取り組んでいる。銅鉱石の粉砕特性の把握を目的として、脈石鉱物の含有割合が異なる銅鉱石を対象としたピストン粉砕試験から得られた産物の粒度分布を測定した。ピストン粉砕試験を模擬したDEMシミュレーションにて、粉砕産物の粒度分布を良好に再現できる破壊パラメータを決定するとともに、この破壊パラメータと鉱石性状の相関性を調査した。得られた破壊モデルのパラメータを用いて、種々の装置スケールのHPGRの粉砕過程をシミュレーションした。HPGR粉砕実験結果と比較することで、破壊モデルのパラメータの妥当性を検証するとともに、鉱石性状の違いを破壊モデルのパラメータで模擬する方法を検討した。
