講演情報
[2K0409-18-01](学生発表:博士課程) 1773 Kの炭素飽和下におけるTiCxOyを含むSiO2-CaO-TiOx系状態図
○村田 敬1、山口 勉功1 (1. 早稲田大学)
司会:久保 裕也(福岡工業大学)
キーワード:
乾式製錬、高温プロセス、相図、SiO2-CaO-TiOx系スラグ、チタニウムオキシカーバイド
貴金属リサイクル製錬の湿式工程において、TiO2を主成分とし貴金属を含有する湿式残渣が発生する。高温プロセスにより、貴金属はCu等をコレクターとしたメタル相に濃縮し、TiO2はSiO2、CaOをフラックスとしてスラグ相に分離するプロセスの操業を検討する。このときスラグに固相が析出すると粘性が増大し、メタル相との分離性が悪化することが予測される。本研究はTiO2溶解度の大きなスラグ組成を見出すために、1773 Kの炭素飽和下におけるSiO2-CaO-TiOx系状態図を実験的に決定したものである。実験結果から、スラグ中のTiO2の濃度が大きいときるつぼ成分のCと反応しTiCxOyが生成することが分かった。また、塩基度 (mass%CaO/mass%SiO2) が小さいほど、スラグへのTiO2の溶解度は大きいことが分かった。
