講演情報
[3K0301-06-02]再生砕石の環境安全品質に関する調査事例
○水谷 聡1、山田 優2 (1. 大阪市立大学、2. 都市リサイクル工学研究所)
司会:麓 隆行(近畿大学)
キーワード:
再生砕石、環境安全品質、六価クロム、鉛
国内のコンクリートがらに由来する再生砕石に対して,溶出量試験(JIS K0058-1の5.)と含有量試験(JIS K 0058-2)を行い,環境安全品質を評価した。A社から1~2週間の期間を置いて採取した3検体,B社の製品ストックヤード内の離れた場所から採取した3検体,C社から採取した1検体を縮分して3等分した3検体,をそれぞれ対象試料としてばらつきの評価も行った。また異なる粒度でのセメント含有量とクロムの溶出量について調べ,試験時の試料粒径がクロムの溶出に及ぼす影響を検討した。また,六価クロムの溶出量を市販のデジタルパックテストとデジタルテスターで分析し,簡易分析法の可能性を検討した。一部の試料から鉛,クロム,フッ素が検出され,ばらつきがある事が確認された。2mm未満の画分のセメント含有量と全クロムの溶出量は他の画分のそれと比べて非常に高く,2mm未満の画分のみで評価すると,クロムについては過剰に厳しい評価となる可能性が高いと思われた。デジタルパックテストは,現場での簡易分析には適用可能であると考えられた。
