講演情報

[3K0301-06-05]十和田凝灰岩のアルカリ環境下における強度劣化メカニズムの解明

○今井 忠男1、小玉 聡1、木崎 彰久1、山本 茂樹2 (1. 秋田大学、2. 中野産業株式会社)
司会:齊藤 貢(岩手大学)

キーワード:

十和田凝灰岩、アルカリ、強度、シリカ

秋田県大館市で操業している十和田凝灰岩の採石場では、岩盤の風化による劣化の進行が早く、坑外では落石が発生し、坑内では多くの亀裂が確認されつつあり、岩盤風化が保安上の大きな問題となっている。そこで本研究では、風化による十和田凝灰岩の強度劣化メカニズムの解明を目的とし、岩石試料をアルカリ溶液中で反応させ、岩石中のシリカの溶脱について調べた。さらにシリカ溶脱後の岩石試料の空隙の変化を調べ、空隙率と引張強度との関係を求めた。その結果、十和田凝灰岩は、アルカリ環境下でシリカの溶脱が進み、空隙が増加するとともに、引張強度が低下することが明らかとなった。