講演情報

[2K0301-10-05]イミノジ酢酸系キレート樹脂を用いた硫酸水溶液からのスカンジウム回収

○渡邉 寛人1,2、早田 二郎1、浅野 聡1、邑瀬 邦明2 (1. 住友金属鉱山株式会社、2. 京都大学)
司会:久保裕也(福岡工業大学)

キーワード:

スカンジウム、イオン交換、キレート樹脂、吸着、溶離

スカンジウムは、レアアース鉱石、ウラン鉱石、ラテライト型のニッケル鉱石等の製錬における副産物して回収される。ニッケル酸化鉱からHPAL(High Pressure Acid Leach)法を用いてニッケルを回収するプロセスの工程液(硫酸水溶液)にスカンジウムイオンが含まれる。このスカンジウムをイミノジ酢酸系のキレート樹脂を用いて回収する際の他の金属成分との分離性を調査した。スカンジウムは低pH条件でも吸着可能であること、各金属イオンの溶離順序はイミノジ酢酸の錯体形成時の安定度定数の順序と一致することがわかった。本報告では、イミノジ酢酸キレート樹脂を用いた場合の金属イオンの吸着溶離挙動について述べる。