講演情報

[2K0301-10-08](学生発表:修士課程) バスケット電解法を適用した低品位粗銅アノードを用いる電解精製プロセス

○篠崎 崇智1、工藤 克之2,1、安達 謙1、飯塚 淳1、柴田 悦郎1 (1. 東北大学、2. DOWAメタルマイン株式会社)
司会:佐々木秀顕(愛媛大学)

キーワード:

電解精製、バスケット電解法、小径ショットアノード、低品位粗銅

E-scrapと称されるPCなどの廃電子基板は、貴金属を多く含む二次原料として銅製錬プロセスを活用して処理される。しかし、高濃度の不純物を含む粗銅(ブラックカッパー)をアノードとする電解工程では、アノード表面に不溶性の絶縁皮膜が形成されることで電解が停止するために(不動態化)、通常の工程で処理することが困難である。そのためブラックカッパーを処理できる電解精製プロセスの開発が求められている。本研究室ではアノードを従来の板状から小径ショット状(直径2.5 mm程度)に変更し、不溶性バスケットに充填して電解を行うことで、表面から一定深さまで溶解した時点で不動態化した場合でも、十分なアノード溶解率を得られる電解プロセスの検討を行ってきた。本発表では、ブラックカッパーを模擬した組成を持つ小径ショット状アノードを用いたバスケット電解試験の結果を中心に報告する。