講演情報

[3K0109-12-01]東予工場自溶炉における銅精鉱供給方法の改善について

森 勝弘1、○三浦 修1 (1. 住友金属鉱山株式会社)
司会:川村 茂(秋田大学)

キーワード:

銅製錬、自溶炉製錬

住友金属鉱山株式会社東予工場では1971年操業開始以来50年が経過し、操業開始当初は10万7千トンであった電気銅生産量は、2018年には45万4千トンを達成した。電気銅生産量増加に向けて、東予工場自溶炉では同一の反応容積ながら長年にわたる住友式精鉱バーナーの開発を行い、現在は自溶炉1系列では世界トップクラスとなる日当たり4,000tの精鉱を溶解するまでに至った。一方、精鉱溶解量を増加する過程でリアクションシャフトでの精鉱と酸素の反応性悪化及びスラグ量増加に伴うスラグ滞留時間減少により、マグネタイト生成量の増加及び懸垂ロスの増加によるスラグへの銅ロス悪化が問題となった。これら問題に対し、装入原料の流動化現象を防止させる設備の導入により高精度の定量供給を実現させた結果、自溶炉リアクションシャフトにおける原料の反応は改善し、低ダスト発生率や高酸素効率といった住友式精鉱バーナーの優位性を維持しながらスラグへの銅ロスを低減させることができた。