講演情報

[3K0301-06-04](学生発表:修士課程) ボーキサイトの炭素還元ならびにアルカリ浸出時におけるガリウムの挙動解析

○中村 知史1、安田 幸司1、宇田 哲也1 (1. 京都大学)
司会:松浦宏行(東京大学)

キーワード:

ガリウム、ボーキサイト、炭素還元

ガリウムは主に、ボーキサイトからのアルミナ製造法であるBayer法において副産物として回収され、最終的にはアルカリ水溶液中での電解採取により製造されている。しかし、Bayer法は強アルカリ性の廃棄物である赤泥を排出するため、環境負荷が大きい課題がある。一方、かつてアルミナ製造法として操業されていたPedersen法は、ボーキサイトの炭素還元を行い、得られたスラグをアルカリ浸出するプロセスであり、廃棄物をほとんど出さないことが特徴である。環境規制の厳格化への対応としてPedersen法の優位性が将来向上すると考え、我々は同プロセスにおけるガリウム回収の可能性について検討した。今回は、ボーキサイト原料からPedersen法で得られた試料に対してICP-AES分析ならびにICP-MS分析を行い、ガリウムの相移行について解析した結果を報告する。