講演情報
[3K0307-13-05]岡山県吉岡銅山の近世銅製錬スラグに関する予察的研究
○中西 哲也1 (1. 九州大学)
司会:久間 英樹 (松江工業高等専門学校)
キーワード:
吉岡銅山、銅製錬、スラグ、近世
岡山県高梁市に位置する吉岡銅山は、江戸中期に泉屋(のちの住友)が経営し隆盛をみた事で知られている。泉屋はその後別子銅山の発見により、吉岡銅山の経営から離れるが、泉屋の銅製錬技術の発祥の地として興味深い。現在吉岡銅山は、吹屋地区のベンガラ生産技術については良く知られているが、近世の銅製錬技術についての情報は少ない。今回、笹畝坑道出口付近の斜面に分布する銅製錬スラグや、旧吹屋小学校跡付近で採取されたスラグについて蛍光X線分析及びX線回折分析を行い、化学組成や構成鉱物を調べたので、その特徴について報告する。
