資源・素材2022(福岡)

資源・素材2022(福岡)

2022年9月6日〜9月8日福岡工業大学
資源・素材学会 年次大会
資源・素材2022(福岡)

資源・素材2022(福岡)

2022年9月6日〜9月8日福岡工業大学

[1101-04-04]非メタルが制するハイドロメタラジー~ハイドロキシアパタイトの構造と物性が誘導する新たな環境資源循環~

○笹木 圭子1(1. 九州大学)
司会:沖部奈緒子(九州大学)

キーワード:

ハイドロキシアパタイト、難処理陰イオンの共沈、異元素ドープ、光触媒、産業副生物

陰陽イオン交換体であるハイドロキシアパタイト(HAp)との共沈法により、鉱山開発に伴う地熱水中のホウ酸やヒ酸を含む複合有害陰イオン種をワンステップで除去し、不溶化する技術を紹介する。本法は産学連携研究の下に開発され、特許化に至ったものである。また、純粋なHApは導電性を持たないが、わずかな量の金属をドープすることによって半導体に変化するユニークな物性をもつ。講演の後半では、産業副生物である鉄鋼スラグをCa源として合成したHApに、金属イオンをドープすることによって可視光応答型の光触媒活性を付与し、環境材料として高度利用する例を紹介する。この非メタル結晶は、固液化学平衡反応のみならず、光触媒反応によっても、水圏の金属イオンを制御する。