[1105-25-10](学生発表:修士課程)黄銅鉱微粒子凝集のための融合タンパク質の分子デザインと機能評価
○菅原 駿平1、中島 一紀1、石渡 悠介1、廣吉 直樹1、川﨑 了1(1. 北海道大学)
司会:芳賀一寿(秋田大学)
キーワード:
金属結合性ペプチド、微粒子凝集、浮選
浮遊選鉱法は有用鉱物と脈石を相互分離する有用な鉱物処理法として古くから用いられてきたが,数マイクロサイズの小さな鉱物微粒子は泡に付着せず回収が困難であるという課題がある。鉱物微粒子の見かけの粒径を大きくすることができれば,泡に付着し効率的な回収が可能になると考えられる。そこで本研究では,黄銅鉱をターゲット鉱物とし,黄銅鉱結合ペプチドを用いた微粒子の凝集を検討した。黄銅鉱結合ペプチドを含む融合タンパク質を用いることで黄銅鉱微粒子(3-4 μm)の凝集体の形成に成功した。また,シリカと黄銅鉱の混合系においても黄銅鉱のみを選択的に凝集できることが明らかとなった。以上より,本研究で開発した融合タンパク質の新たな選択的浮選剤としての可能性が示された。
