資源・素材2022(福岡)

資源・素材2022(福岡)

2022年9月6日〜9月8日福岡工業大学
資源・素材学会 年次大会
資源・素材2022(福岡)

資源・素材2022(福岡)

2022年9月6日〜9月8日福岡工業大学

[1209-27-04](学生発表:修士課程)塗布型太陽電池への応用を目指した金属ナノワイヤ透明導電膜の転写形成

○古賀 広見1、高橋 英志1、横山 俊1(1. 東北大学環境科学研究科)
司会:竹田 修(東北大学),佐々木 秀顕(愛媛大学)

キーワード:

透明導電膜、銅ナノワイヤ、ペロブスカイト太陽電池、転写形成、有機薄膜

塗布形成可能なペロブスカイト結晶を光吸収層とするペロブスカイト太陽電池が高性能塗布型太陽電池として注目されている。しかし、透明導電膜として用いられているITOスパッタ膜の製造コストが課題である。そこで塗布形成可能な透明導電膜材料として銅ナノワイヤに着目した。銅ナノワイヤは安価な原料から液相合成可能であり、ランダムネットワークを形成することで高い導電性と光透過性を発現するため透明導電膜として利用できる。当研究室では、減圧濾過を基礎にした溶液プロセスにおけるナノワイヤの表面制御により、熱処理等を必要とせず高性能な電極形成に成功している。ただし、減圧濾過後にナノワイヤ膜は基板への転写を必要とするが、ナノワイヤ膜と基板との密着性が乏しく、ペロブスカイト太陽電池を形成する塗布プロセスにおけるナノワイヤの剥離が課題であった。そこで本研究では、基板とナノワイヤ間にナノワイヤ表面とナノレベルで相互作用を持つ有機薄膜を接着層として導入した。接着層とナノワイヤの接着性および接着層の溶液耐久性を向上させることで、ペロブスカイト太陽電池形成の塗布プロセスへと耐久可能なナノワイヤ透明導電膜の転写形成を試みた。