[1209-27-10](学生発表:修士課程)複合酸化物を利用した使用済み電極からのRuの回収
○佐藤 宏一1、高橋 浩介1、山崎 竣成1、永井 崇1(1. 千葉工業大学)
司会:竹田 修(東北大学),佐々木 秀顕(愛媛大学)
キーワード:
ルテニウム、白金族金属、リサイクル
ルテニウム(Ru)は白金族金属(PGM)の一種であり、様々な用途で用いられている。しかし、プラチナ(Pt)の副産物としてのみ生産されるため、安定供給に懸念があり、リサイクルが重要である。リサイクルでは溶液化が必要不可欠であるが、強力な酸化剤を含む王水などを使用するため、環境負荷が大きいことから酸溶解性の向上が望まれる。PGMの易溶化の手法として、PGMと酸化物間の複合酸化物を形成させることで、酸化剤を含まない塩酸で溶解可能となることが報告されている。本研究では、使用済み電極からのRuの回収を目的として、Ru-Ta系の模擬触媒を作製し、RuおよびTaをそれぞれ複合酸化物化させるための酸化物や、作製した複合酸化物の塩酸に対する溶解性の調査を行った。
