講演情報

[1401-06-02](学生発表:修士課程)呈色反応を利用した砕石飛散粉じん中重金属成分の簡易モニタリング法に関する研究

○梁 宰瑞1、齊藤 貢1 (1. 岩手大学大学院)
司会:鴨志田直人(岩手大学)

キーワード:

砕石飛散粉じん、重金属、モニタリング、画像解析、呈色反応

骨材を生産する砕石場では、多量の飛散粉じんが発生する。飛散粉じん中には種々の重金属成分が含有されている。粉じん中には自然由来の重金属の他、重機やプラントの摩耗、リサイクル骨材生産の原材料から生産する重金属成分も混在する。重金属類は人の体内に微量存在し新陳代謝調節機能を持つ一方で、粉じんの形態で呼吸器を通じて多量に体内へ入り込むと重金属中毒症を起こし健康影響を及ぼす。重金属による健康影響被害を防ぐためには、現場での迅速な重金属成分モニタリングが必要となる。
われわれは、容易に入手可能なミクロ繊維シート(以下、MFS)をモニタリング材とし、既存の一般的な方法より簡便で迅速なモニタリング法の開発を目指している。本研究では、特定の試薬と錯イオンを形成する重金属の化学呈色反応を利用した飛散粉じん中重金属成分の簡易モニタリング法の可能性について検討した。