講演情報
[2208-17-05]金属マグネシウムを利用した廃ネオジム磁石からのレアアースの回収
河井 孝太1、實方 涼二1、中牟田 昂1、○永井 崇1 (1. 千葉工業大学)
司会: 橋本晃一(独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構)
キーワード:
レアアース、ネオジム磁石、リサイクル
ネオジム磁石は,永久磁石のうちで最も強力な磁力を保有し,電気自動車(EV)やハイブリッド自動車(HV)のような環境性能の高い自動車モーターなどに使用されている.ガソリン車からEVやHVへと生産が移行するに伴い,ネオジム磁石の需要増加が予想される.ネオジム磁石はネオジム(Nd),鉄(Fe),およびホウ素(B)からなる金属間化合物Nd2Fe14Bを主成分としている.Nd以外にもジスプロシウム(Dy)やプラセオジム(Pr)を含む.Nd,Dy,Prはレアアース(RE)であり安定供給や価格高騰の懸念がある.そこで本研究では,REを金属状態のまま回収することのできる金属マグネシウム(Mg)を利用して廃ネオジム磁石からREを抽出して回収する方法について検討した.ネオジム磁石から,特定のREのみを抽出する可能性と回収Mgを利用した廃ネオジム磁石からのREの抽出挙動について検証した.
