講演情報
[2401-08-02](学生発表:修士課程)日本のエネルギー供給に対するロシアによるウクライナ侵攻の影響
○綿谷 椋多1,4、藤井 義明1,2,3 (1. 北海道大学大学院、2. 工学研究院、3. 環境循環システム部門、4. 国際資源循環システム研究室)
司会:武川順一(京都大学)
キーワード:
日本のエネルギー供給、ロシアによるウクライナ侵攻、天然ガス、原油、石炭
日本は1970年代のオイルショックを機に原油依存のリスクを考慮し、長期的に地政学的リスクを抱えている中東からの資源輸入依存を減少すべく、輸入先の分散、化石燃料の内訳における天然ガス比率の増加が行なわれてきた。2011年の東日本大震災以降、化石燃料への依存度が高まっている中、地球環境への関心から2050年の脱炭素社会の実現に向け、石油や石炭に比べ二酸化炭素や窒素酸化物の排出量が少ない天然ガスがクリーンエネルギーとしてより注目されている。このような状況で、2022年2月24日にロシアがウクライナに侵攻を開始した。世界の金属供給においても重要な役割を担っているロシアとウクライナは天然ガスで世界全体の20%、原油では11%を占めており、既に世界のエネルギー事情に多大な影響を与えている。本研究は、現在も刻々と変化している状況ではあるが、日本のエネルギー供給に対するウクライナ侵攻の影響について検討し、今後を見通すことを目的としている。
