講演情報
[2409-17-03](学生発表:修士課程)火山地域産出の岩石を対象とした比抵抗特性に関する研究
○藤井 元宏1、林 為人1、澁谷 奨2、石塚 師也1 (1. 京都大学大学院、2. 地圏総合コンサルタント)
司会:佐分利禎(国立研究開発法人産業技術総合研究所)
キーワード:
比抵抗、火山岩、コアサンプル、飽和度、間隙水比抵抗
地下の比抵抗構造を解析するには、岩石の比抵抗特性を理解する必要がある。岩石の比抵抗特性に関する研究は過去、堆積岩や深成岩を対象に行われてきた一方、火山地域産出の岩石を対象とした比抵抗特性に関する研究は少ない。そこで本研究では、岩石の比抵抗特性の更なる理解と比抵抗を用いた地下構造の定量的評価の確立に寄与することを目的に、阿蘇火山地域で掘削されたコア試料(火山岩、火砕岩など)に対して、大気圧・常温環境下で室内比抵抗測定を行い、間隙率、飽和度、間隙水比抵抗などが岩石の比抵抗に及ぼす影響を定量的に評価した。
間隙率と飽和状態の岩石の比抵抗との間には明瞭な負の関係か認められ、両者は間隙水比抵抗が低い場合に両対数グラフ上で直線関係になることが確認された。飽和度と岩石の比抵抗の間には飽和度の低下に伴い、岩石の比抵抗が上昇する関係が確認された。間隙水比抵抗と飽和状態の岩石の比抵抗の間には、間隙水比抵抗が高くなるにつれ、岩石の比抵抗が高くなることが確認された。また、これらの測定結果を既存の式に適用することで比抵抗に影響を及ぼす要因の考察を行った。
間隙率と飽和状態の岩石の比抵抗との間には明瞭な負の関係か認められ、両者は間隙水比抵抗が低い場合に両対数グラフ上で直線関係になることが確認された。飽和度と岩石の比抵抗の間には飽和度の低下に伴い、岩石の比抵抗が上昇する関係が確認された。間隙水比抵抗と飽和状態の岩石の比抵抗の間には、間隙水比抵抗が高くなるにつれ、岩石の比抵抗が高くなることが確認された。また、これらの測定結果を既存の式に適用することで比抵抗に影響を及ぼす要因の考察を行った。
