講演情報

[3201-04-01]カーボンニュートラルを支える資源循環のための物理的分離濃縮技術

○所 千晴1 (1. 早稲田大学/東京大学)
司会:晴山渉(岩手大学)

キーワード:

粉砕、電気パルス、可視化、粉体シミュレーション、易分解設計

人類のWeli-beingの向上と経済成長を目指しつつ、資源消費と環境負荷をデカップリングさせることは、人類の大命題である。適切な資源循環を実現すればカーボンニュートラル等の環境負荷低減への寄与は大きいものの、資源循環のための回収、輸送、分離には少なからずエネルギーを要するため、資源循環と環境負荷低減の両立は容易ではない。本発表では、その同時実現を目指して可能な限り省エネルギー型の物理的分離濃縮技術を開発し、それを高精度化する取り組みについて紹介する。特に、カーボンニュートラルを支えるリチウムイオン電池や太陽光パネルに対して、機械的外力や電気パルス刺激、加熱などを組み合わせて高精度化を試みた分離技術開発例を紹介する。さらに、各種モビリティやモバイルの軽量化のために導入が期待されるマルチマテリアル接着体に対して、電気パルス刺激を想定した易分解設計の提案を目指した研究事例も紹介する。