[1K0409-13-05](学生発表:学士課程) リン酸塩ガラスにおけるIn+中心の濃度の組成依存性および共添加したMn2+の蛍光分光特性
○秋山 魁人1、和田 憲幸1、小島 一男2(1. 鈴鹿工業高等専門学校、2. 立命館大学)
司会:安達 謙(東北大学)
キーワード:
リン酸塩ガラス、蛍光体、In、Mn
色弱者に対応した赤色蛍光体波変換発光ダイオード用の赤色蛍光体を作製するために,紫外光によって励起し,そのエネルギーをブロードな赤色蛍光の賦活剤であるMn2+に渡す賦活助剤となる可能性のあるIn+中心に着目し,様々な組成の(95-x-y)P2O5-xMmO-5Al2O3-yIn2O3ガラス(MmO:Li2O,Na2O,K2O,MgO,CaO,ZnO,SrO,BaO)を溶融急冷法によって作製し,In+中心の濃度のガラス組成依存性を調査し,共添加したMn2+の赤色蛍光特性を評価した.その結果,In+中心の3つの励起バンドと1つの蛍光バンドがそれぞれ230,255,290および375 nmに出現した.この蛍光バンドの積分強度からIn+中心の濃度は塩基度が低下するほど増加し,60P2O5-30MgO-5Al2O3-5In2O3ガラスにおいて最大になった.しかしながら,赤色蛍光に最適な濃度のMn2+を共添加した場合,55P2O5-35ZnO-5Al2O3-5In2O3-8MnOガラスにおいてエネルギー移動が最大になり,Mn2+の赤色蛍光(620 nm)の強度が最も強くなった.
