[2K0101-07-02](学生発表:修士課程) インドネシアの軟弱地山を対象とした長壁式採炭システムにおける保安炭柱の設計に関する検討
○荒金 祐一郎1、橋川 広都1、濱中 晃弘1、島田 英樹1、笹岡 孝司1、バトサイハン ウランク1(1. 九州大学)
司会:三ケ田 均(京都大学)
キーワード:
軟弱地山、長壁式採炭、保安炭柱、FLAC3D
インドネシアは世界で有数の石炭産出国であり輸出国であるが、産出される石炭の99%以上が露天掘り採掘によるものである。一方、これら露天掘り石炭鉱山の多くは、剥土比の上昇や環境保護規制の強化に伴う採掘区画の制限等により、採炭状況は悪化の傾向が現れ始めている。このような状況下で年々増加する石炭需要を確保するためには、坑内掘りへの移行が必要不可欠である。しかし、同国の夾炭層岩石は欧米や豪州と比べて非常に軟弱なため、これらの国で用いられてきた採掘法および採掘設計では、採掘切羽の不安定化や採掘に伴う地表沈下の発生等、様々な地山制御問題が発生し、安全かつ継続的な採炭が困難であることが容易に推察される。本研究では、同国特有の軟弱な地山において、長壁式採炭法を用いた坑内掘り石炭鉱山を開発する際の、沿層坑道および採炭切羽の安定性の維持に必要な隣接する長壁式採掘区画間に残す保安炭柱の寸法について、数値解析により種々検討した。
