講演情報

[3K0201-09-03]情報端末に搭載されているLiDARを用いた鉱山遺跡測定

○久間 英樹1、福岡 久雄2、青木 美香3 (1. 松江工業高等専門学校、2. 東京電機大学、3. 関西大学大学院)
司会:中西 哲也(九州大学)

キーワード:

情報端末、鉱山遺跡、LiDAR

これまで本研究では、鉱山の鉱石採掘跡である坑道形状やその周辺地形測定のために、全方位測定可能なFocus3D(FARO製)や3DRM-Mark(エス計画製)の3次元レーザスキャナを使用してきた。但し、これらの測定機は測定時静止している必要がある。本報告では、情報端末であるApple製のiPad ProやiPhone Proに搭載されているLiDARが、鉱山遺跡や洞窟調査に利用できないか検討した。LiDAR(Light Detection and Ranging)とは、光センサを用いて物体を非接触測定するリモートセンシングの総称である。本LiDARを用いることのメリットは、LiDAR搭載の情報端末が移動中でも3次元レーザ測定可能となることである。但し、1回の測定範囲は最大5m×5mで奥行きは5mである。
今回、iPad Pro(第3世代、ストレージ1TB)とiPhone13 Pro(ストレージ1TB)を使用して、兵庫県多田銀銅山八畳幕周辺や瀬戸谷周辺の地表や坑道内の測定を行った。この結果と3DRM-Markで測定した結果を比較して精度等の検討を行った。