講演情報

[3K0401-08-01](学生発表:修士課程) 1773 KにおけるTiO2-CaO-SiO2-Al2O3系スラグと溶銅間のPt分配挙動

○高橋 優輝1、村田 敬1、山口 勉功1 (1. 早稲田大学)
司会:関本 英弘(岩手大学)

キーワード:

乾式製錬、高温プロセス、Pt、TiO2-CaO-SiO2-Al2O3系スラグ、リサイクル

貴金属リサイクルにおいてPGMsとTiO2を含む湿式残渣からPGMsを溶銅へ、TiO2をスラグ相へ分離することが検討されている。本研究では、TiO2-CaO-SiO2-Al2O3系スラグと溶銅間のPtの分配挙動を明らかにするため、1773 K, pO2=10-10条件においてTiO2-CaO-SiO2-Al2O3系スラグとCu-Pt合金を平衡させ、Ptのスラグと溶銅間の分配比を求め、同スラグ中におけるPt酸化物の活量係数を算出した。TiO2-CaO-SiO2-Al2O3系スラグ組成を変化させたとき、TiO2濃度が10~20 mass%程度のとき、スラグへのPtの分配比が最大となり、Pt酸化物の活量係数が小さくなる傾向を示した。また、TiO2濃度が20 mass%以上のとき、スラグの塩基度が高いほどスラグへのPtの分配比が大きくなり、Pt酸化物の活量係数が小さくなる傾向を示した。従って、Ptのスラグロスを減らすには、低塩基度となるようにフラックスを調節し、湿式残渣量に対してフラックス量を少なくしTiO2濃度を高く制御することが重要である。