資源・素材2023(松山)

資源・素材2023(松山)

2023年9月12日〜9月14日愛媛大学 城北キャンパス
資源・素材学会 年次大会
資源・素材2023(松山)

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2023年9月12日〜9月14日愛媛大学 城北キャンパス

[1101-08-05]フッ酸を用いないTa, Nbの新製錬―非フッ酸系Ta, Nb含有溶液の溶媒抽出

○久保 裕也1、西田 拓翔1、谷内 菜々美1(1. 福岡工業大学)
司会者:橋本 晃一(JOGMEC)

キーワード:

タンタル、ニオブ、フッ化水素酸、溶媒抽出、分離

著者らは, NH4HSO4を用いたTa, Nbの製錬法の研究を進めている。これまでの研究で, コロンバイト鉱石((Fe,Mn)(Ta,Nb)2O6)からFe, Mnの大部分を除去した上でTa, Nbを硫酸(H2SO4)や塩酸(HCl)などの非フッ酸系溶液に溶解することに成功した。これらの溶液からTaとNbを溶媒抽出によって相互分離できれば, 本手法は全体を通して非フッ酸系のプロセスとして完成する。しかし, 現行工程のフッ酸系溶液に対して用いられている抽出剤では, 非フッ酸系溶液からTaとNbを相互分離することはできなかった。例えば, MIBKでは油水分離できず, TBPでは抽出終了から逆抽出開始までの時間が長いと逆抽出率が著しく低下した。各種抽出剤を用いて抽出実験を行った結果, 2-オクタノールであれば非フッ酸系Ta, Nb含有溶液からNbのみを抽出, 逆抽出できることを確認した。