講演情報
[2201-09-04]海底熱水鉱床開発に向けた採鉱・揚鉱システムの概念検討
○新川 達也1、川野 誠矢1、折田 清隆1、野尻 冴子1、下川 眞男2、山本 譲司3、矢野 佑樹4、田代 寿春5、荻島 知之6、浅井 英明7 (1. 独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構、2. 三菱造船株式会社、3. 国立研究開発法人海上技術安全研究所、4. 清水建設株式会社、5. 住鉱資源開発株式会社、6. 日鉄エンジニアリング株式会社、7. 三菱重工業株式会社)
司会者:野尻 冴子(JOGMEC)
キーワード:
海洋鉱物資源、海底熱水鉱床、採鉱、揚鉱
海底熱水鉱床はチムニーまたはマウンド状の海底地形をなし 、開発するには地形や鉱体の形状に対応した採鉱機が必要である。マウンドを盤下げ掘削する際には自走式採鉱機の使用が想定されるが、その走行を可能とする平地が必要であるため、マウンド頂部等を掘削して平地造成することを目的とした立型採鉱機を検討した。また、採鉱後の鉱石の揚鉱方法としてワンパス式スラリー揚鉱方式が主に検討されるが、揚鉱に用いる大量の海水(揚鉱水)を放流する際の環境影響が課題であった。そこで、給水管と揚鉱管で形成される循環系内で揚鉱水を循環再利用することで、揚鉱水の放流量を低減する循環式スラリー揚鉱方式を採用した。循環系からの揚鉱水の流出を防ぎつつ系内へ鉱石を連続投入するため、3つの貯留タンクを交互に使用する重力式の鉱石投入装置を開発した。これらの技術検討を踏まえ、操業における冗長性や環境影響を考慮して、海底熱水鉱床開発に向けた採鉱・揚鉱システムの概念検討を実施した。
