講演情報

[2701-13-06](学生発表:修士課程)イリジウムと第一級アミンから成る複合体の焼成による高活性酸素発生触媒の開発

○磯野 快1、松本 和也1、寺境 光俊1 (1. 秋田大学)
司会者:安田 幸司(京都大学)

キーワード:

水素製造、水電解、イリジウム、第一級アミン、酸素発生触媒

近年、環境負荷の小さい太陽光・風力発電などが注目されているが、同時に余剰電力が発生するという問題もある。この解決策として余剰電力を用いた水電解により水素を生成し、電力を水素に変換するという方法が注目されている。しかし、水電解においてアノード側の酸素発生反応(OER)の効率の低さがボトルネックとなっている。当研究室では塩酸溶液中で白金族金属と芳香族第一級アミンが複合体(イオン結晶)を形成することを利用し、白金族金属を選択的に回収する技術を開発している。さらにこの複合体を焼成することで多孔質金属が得られるため、高活性触媒への応用が期待される。本研究ではイリジウムを含む複合体を作製し、それを焼成することで多孔質酸化イリジウム触媒を簡便に得ることを目的とする。本触媒は、用いるアミンや焼成条件を変化させ、金属の酸化状態や結晶性を制御することで高活性な酸素発生触媒として機能することが判明したのでこれを報告する。