講演情報
[3409-14-03]λ-MnO2を用いた塩湖かん水からのリチウム回収プロセスの開発
○高野 雅俊1、浅野 聡1、西浜 章平2、吉塚 和治2、横山 侑汰3、吉田 昌弘3、武井 孝行3 (1. 住友金属鉱山株式会社、2. 北九州市立大学、3. 鹿児島大学)
司会者:八木 俊介(東京大学)
キーワード:
リチウム、塩湖かん水、吸着剤、選択回収、カラム
車載用リチウムイオン電池(LIB)の市場規模拡大とともに、リチウムの需要が増加している。リチウムの原料である塩湖かん水はナトリウム、カリウム、マグネシウムなどのリチウムと類似の化学的性質を持つ不純物を多く含む。このような水溶液から選択的にリチウムを吸着できる吸着剤としてλ-MnO2が知られている。λ-MnO2はLi1.6Mn1.6O4、Li1.33Mn1.67O4などのマンガン酸リチウムを酸処理することによりLi+をH+に置き換えたイオン交換体である。著者らはこのλ-MnO2を吸着剤として用いるリチウム回収プロセスの実用化を目指している。リチウムの吸着溶離には工業的に技術確立しているカラム法の採用を考えているが、著者らが作製するλ-MnO2の前駆体であるマンガン酸リチウムは微粉末であるため、そのままカラムに充填しても通液が困難である。このため本研究では粉末を押出造粒して作製するペレットや含水性ポリマーに粉末を包含させた粒状吸着剤の利用を検討している。本報ではこれらの吸着剤の評価結果について報告する。
