[1K0201-06-01]ペルオキシ一硫酸とケイ酸を用いた1,4-ジオキサンの分解
○向島 樺音1[学士課程]、晴山 渉1、西田 憲司2、佐藤 祐輔2、森 一星2、緒方 浩基2(1. 岩手大学、2. (株)大林組)
司会:松岡 光昭(関西大学)
キーワード:
地下水・土壌汚染、過硫酸、促進酸化法、1、4-ジオキサン
1,4-ジオキサンは、平成29年に土壌における環境基準が制定された物質であり、その効率的な地下水・土壌汚染の浄化技術の確立が求められている。既に不法投棄現場等では、1,4-ジオキサンによる汚染が検出されており、実汚染現場の対策・浄化に関しての技術的な課題が多いことが分かっている。1,4-ジオキサンは、生分解性が低い。また、土壌や活性炭などへの吸着性が小さく、水と混和し、沸点も水とほとんど変わらないことから、水と分離回収することも困難である。一方、促進酸化法等の化学的酸化分解手法であれば、比較的容易に1,4-ジオキサンを分解できることが分かっている。有機汚染物質による地下水・土壌汚染浄化には、近年、鉄イオンにより活性化させる過硫酸法(ペルオキシ一硫酸、またはペルオキソ二硫酸)が用いられるようになっている。本研究では、ペルオキシ一硫酸とケイ酸を用いることで活性化させ、1,4-ジオキサンを分解できることを明らかにした。
