[1K0207-11-02]研磨によるASRから回収した再生ポリプロピレンの強度向上
○三原 海璃1[修士課程]、大矢 仁史1、土田 保雄2、土田 哲大2(1. 北九州市立大学、2. 有限会社キャップ)
司会:Ilhwan Park(北海道大学)
キーワード:
自動車破砕残渣、プラスチック、マテリアルリサイクル、シャルピー衝撃強さ
Automobile Shredder Residue(ASR)とは使用済み自動車からエンジンなどの部品を取り外し、破砕して有用金属等を回収した後に残る自動車破砕残渣であり、その30%をプラスチック(主にポリプロピレン)が占めている。これらのポリプロピレンは劣化、ゴミや塗膜の付着によりリサイクル品の品質が低下するため大半がサーマルリサイクル(熱回収)されている。本研究ではASR中のポリプロピレンのマテリアルリサイクルを実現するために研磨により強度低下の要因を取り除くことでリサイクル品の強度を向上させることを目的としている。
ポリプロピレンの強度の低下の要因の一つである塗膜を除去するために直径10 mmのアルミナボールと転動ボールミルを用いて表面の研磨を行い、その再生材の引張強さ、曲げ強さ、荷重たわみ温度、シャルピー衝撃強さの強度試験を行った。その結果、研磨を30時間行った試験片は研磨を行っていない試験片に比べ、シャルピー衝撃強さが大きく向上した。
これらの結果からASR中ポリプロピレンのマテリアルリサイクルの実現において表面の塗膜をより効率的に除去することが重要であると考える。
ポリプロピレンの強度の低下の要因の一つである塗膜を除去するために直径10 mmのアルミナボールと転動ボールミルを用いて表面の研磨を行い、その再生材の引張強さ、曲げ強さ、荷重たわみ温度、シャルピー衝撃強さの強度試験を行った。その結果、研磨を30時間行った試験片は研磨を行っていない試験片に比べ、シャルピー衝撃強さが大きく向上した。
これらの結果からASR中ポリプロピレンのマテリアルリサイクルの実現において表面の塗膜をより効率的に除去することが重要であると考える。
