[1K0301-08-03]イミノジ酢酸系キレート樹脂へのSc(III)吸着時の硫酸イオンの影響
○渡邉 寛人1,2、浅野 聡1、邑瀬 邦明2(1. 住友金属鉱山株式会社、2. 京都大学)
司会:安田 拓海(京都大学)
キーワード:
スカンジウム、キレート樹脂、イオン交換、硫酸イオン、吸着
スカンジウムは、レアアース鉱石、ウラン鉱石、ラテライト型のニッケル鉱石等の製錬における副産物して回収される。ニッケル酸化鉱からHPAL(High Pressure Acid Leach)法を用いてニッケルを回収するプロセスの工程液(硫酸酸性溶液)にはスカンジウムが含まれ、3価のカチオンとして存在する。演者らはこれまでイミノジ酢酸系キレート樹脂Diaion™ CR11を用いて、3価のカチオンであるSc3+、Cr3+、Fe3+ およびAl3+ の吸着溶離挙動について報告した。Sc3+の吸着反応は、官能基であるイミノジ酢酸のプロトンとの陽イオン交換を伴う。
ところで、工程液にはアニオンとして硫酸イオンが含まれ、これらの金属イオンは硫酸イオンと錯体を形成する。すなわち、溶液中の硫酸イオン濃度により、水和イオンとして存在するSc3+の分率は変化する。本講演では、イミノジ酢酸系キレート樹脂へのSc3+吸着時の硫酸イオンの影響および吸着挙動の詳細について述べる
ところで、工程液にはアニオンとして硫酸イオンが含まれ、これらの金属イオンは硫酸イオンと錯体を形成する。すなわち、溶液中の硫酸イオン濃度により、水和イオンとして存在するSc3+の分率は変化する。本講演では、イミノジ酢酸系キレート樹脂へのSc3+吸着時の硫酸イオンの影響および吸着挙動の詳細について述べる
