一般社団法人資源・素材学会 2024年度 春季大会

一般社団法人資源・素材学会 2024年度 春季大会

2024年3月17日〜3月19日千葉工業大学 津田沼キャンパス
資源・素材学会 年次大会
一般社団法人資源・素材学会 2024年度 春季大会

一般社団法人資源・素材学会 2024年度 春季大会

2024年3月17日〜3月19日千葉工業大学 津田沼キャンパス

[2K0101-08-06]地中レーダ探査における複素導電率の推定に及ぼす電磁波散乱の影響とその低減

○平井 裕希1[修士課程]、武川 順一1(1. 京都大学)
司会:宮崎 晋行(産業技術総合研究所)

キーワード:

Cole-Coleモデル、地中レーダ探査、複素導電率、チャージアビリティ

地下浅部の鉱物探査の手法の1つに地中レーダ探査が挙げられる。地中レーダ探査は探査対象の位置や深度を把握するためによく利用されるが,地下媒質の物性推定に踏み込んだ研究はこれまであまり行われていない。そこで,過去の研究では電磁波の反射情報のみを利用して複素導電率を推定する手法が提案された。また、この手法を利用することで推定値の空間分布から地下物性の水平方向の変化が捉えられることを確認した。一方で,地下物性の空間分布を詳細に解析するには,電磁波の散乱が物性推定に及ぼす影響を考慮する必要がある。本研究では水平方向に導電率が変化するモデルを設定し,送信源の周波数を変化させることで推定結果がどのような影響を受けるのか数値実験により検討した。結果、高周波になるにつれて推定値が変化する領域が小さくなる傾向が見られ,電磁波の散乱の影響を低減できる可能性を示すことができた。