講演情報
[3K0301-09-07]茅小屋金山の炭焼竈遺構について
○伊藤 佳世1 (1. 甲斐黄金村・湯之奥金山博物館)
司会:久間 英樹(九州大学)
キーワード:
金山、茅小屋金山、炭焼竈
湯之奥金山は山梨県身延町にある、戦国~江戸時代初期にかけて操業していた金山である。毛無山(標高1964m)の中腹に位置し、中山・内山・茅小屋と3つの金山から構成されている。中山金山は1989(平成元)年から3か年にかけて総合学術調査が行われ、それまで伝説の域にあった金山の姿が明らかとなった。遺跡では、生活・作業域のテラス群、採鉱域の露頭掘跡や試掘坑、鉱山臼、石造物、陶磁器などさまざまな遺構や遺物が確認されている。内山・茅小屋金山でも同じ有り様を呈している。その中には「炭焼竈」もある。
中山金山では回転臼が転用された炭焼竈が1基、茅小屋金山でも数基が確認できるが、これらの遺構について、その年代や性格付けがはっきりしていないのが現状である。中山金山では発掘調査結果を含めた考察が行われている一方、茅小屋金山の炭焼竈に関する報告は、ほんとんど行われていない。今回は、これまでの遺跡調査で確認できた茅小屋金山の炭焼竈に関する情報をまとめ、第一弾として報告する。
中山金山では回転臼が転用された炭焼竈が1基、茅小屋金山でも数基が確認できるが、これらの遺構について、その年代や性格付けがはっきりしていないのが現状である。中山金山では発掘調査結果を含めた考察が行われている一方、茅小屋金山の炭焼竈に関する報告は、ほんとんど行われていない。今回は、これまでの遺跡調査で確認できた茅小屋金山の炭焼竈に関する情報をまとめ、第一弾として報告する。
