講演情報

[2209-27-01]酵素重合タンニン酸ポリマーを用いたゲルマニウムの回収

○森川 菜美1[修士課程]、中島 一紀1、中川原 聡2、井野口 康祐2、松浦 大2、髙野 力1、川﨑 了1 (1. 北海道大学、2. DOWAメタルマイン株式会社)
司会:菅原 一輝(北九州市立大)

キーワード:

ゲルマニウム、タンニン酸、バイオソープション、ポリフェノール、レアメタル回収

ゲルマニウムは,重合触媒や光ファイバー用添加剤などに幅広く利用されている。ゲルマニウムは主に亜鉛製錬や石炭灰から回収されるが,現状では総回収効率が低いため,より高効率な回収方法の開発が求められる。本研究では,ポリフェノール類であるタンニン酸を用いた亜鉛製錬工程からの効率的なゲルマニウム回収剤の開発を目的とした。具体的には,タンニン酸をセルロース上で酵素重合し,ゲルマニウムを繰り返し回収することが可能な低環境負荷な吸着材料を開発した。セルロース上でタンニン酸の酵素重合を行った材料を作製し,水溶液中からのゲルマニウムイオンの吸着・脱着に成功した。