一般社団法人資源・素材学会 2025年度 春季大会

一般社団法人資源・素材学会 2025年度 春季大会

2025年3月12日〜3月14日千葉工業大学 津田沼キャンパス
資源・素材学会 年次大会
一般社団法人資源・素材学会 2025年度 春季大会

一般社団法人資源・素材学会 2025年度 春季大会

2025年3月12日〜3月14日千葉工業大学 津田沼キャンパス

[1K0201-08-08]Cu-Ni-Coマットの浮選分離におけるNi-Co抑制条件の検討

○佐藤 克哉1[修士課程]、高崎 康志1、西 圭介2、井上 真由美3、高橋 達4、田中 善之4、芳賀 一寿1(1. 秋田大学、2. 深海資源開発株式会社、3. イー・アンド・イーソリューションズ株式会社、4. 独立行政法人 エネルギー・金属鉱物資源機構)
司会:高谷 雄太郎(東京大学)、相川 公政(産業技術総合研究所)

キーワード:

マンガン団塊、浮選、抑制剤、銅、ニッケル・コバルト

主に酸化物であるマンガン団塊は、鉄・マンガンを主成分として、銅、ニッケル、コバルトなどの有用金属を含有している。これらの有用金属は、マンガン団塊の溶錬工程でマンガンが除かれて銅、ニッケル、コバルトに富むマットとして回収できるが、既存の銅あるいはニッケル製錬プロセスに直接投入することが困難なことがあるため、銅精鉱およびニッケル・コバルト精鉱に分離する必要がある。本研究では、銅精鉱およびニッケル・コバルト精鉱への選択的な分離法として、浮遊選鉱法(以下、浮選)に着目した。これまでの報告では、各種捕収剤および浮選条件の検討を行い、ザンセート系捕収剤であるPotassium Amylxanthate(PAX)およびPotassium Ethylxanthate(KEX)が、銅の浮上回収に有効であることを確認できたが、一定割合のニッケル、コバルト硫化物も浮上するため、分離性が低いことが課題となった。本報告ではニッケル、コバルトの浮上を抑制するため、抑制剤の検討を行い、選択的な銅の浮上回収の可能性を検討したので、その結果を報告する。