一般社団法人資源・素材学会 2025年度 春季大会

一般社団法人資源・素材学会 2025年度 春季大会

2025年3月12日〜3月14日千葉工業大学 津田沼キャンパス
資源・素材学会 年次大会
一般社団法人資源・素材学会 2025年度 春季大会

一般社団法人資源・素材学会 2025年度 春季大会

2025年3月12日〜3月14日千葉工業大学 津田沼キャンパス

[2K0401-06-01]多孔質チューブを用いたバブリング法によるCO2含有ガスからの炭酸カルシウム晶析

○辻川 大智1[修士課程]、日下 英史1(1. 京都大学)
司会:三木 一(九州大学)

キーワード:

多孔質チューブ、バブリング、CO2吸収、炭酸カルシウム、晶析

カーボンニュートラルの達成には、各種事業所から排出されるCO2の吸収および利用が不可欠である。その一環として、CO2含有ガスを微細気泡化し、消石灰, Ca(OH)2, の懸濁液にCO2を吸収させ、炭酸カルシウム, CaCO3, を晶析させる化学吸収法が提案されている。しかし、従来の研究では、反応率(CaCO3の晶析反応に関与するCO2の割合)が20 %程度と極めて低いという課題が存在していた。本研究では、多孔質チューブにCa(OH)2懸濁液とCO2含有ガスを同時に通水・通気するマイクロ/ナノバブリング法において、Ca(OH)2懸濁液流量、CO2物質流量、Ca(OH)2添加濃度、多孔体の孔径など、同バブリング法にかかわる因子を最適化することにより、ガス中のCO2分圧にかかわらず、反応率がほぼ100%でCaCO3を晶析可能であることを見出した。本発表においては、その因子の物理あるいは物理化学的な側面を、平衡論的および速度論的に解析し、同バブリング法におけるCaCO3晶析機構について検討を行った。