資源・素材2025(札幌)

資源・素材2025(札幌)

2025年9月2日〜9月4日北海道大学
資源・素材学会 年次大会
資源・素材2025(札幌)

資源・素材2025(札幌)

2025年9月2日〜9月4日北海道大学

[1101-09-06]石灰石鉱山緑化大全

○宮地 克也1(1. 四国鉱発株式会社)
司会:森山 浩(石灰石鉱業協会)

キーワード:

緑化、緑化マニュアル、白木谷鉱山、森林再生、生物多様性

露天掘り鉱山にできる広大な裸地には緑化が必要だが、公表されている緑化マニュアルの多くは公共土木工事向けのものであり、環境や条件等が異なる鉱山跡地には合わない。そこで白木谷鉱山の17年間48万本以上の植樹実績に基づく、露天採掘鉱山のための緑化マニュアル(石灰石鉱山方式緑化)を取り纏めた。
盛土法面(集積場)には①法面全面に発根種子植え(集積場を森林にする主力緑化:資源・素材2011(堺)で詳細報告済)、②法面内数箇所に苗木植栽(多様な森林づくり)、③緑化用種子散布(降雨浸食防止・景観向上)、④採集種子の散布や植え付け(生物多様性のさらなる向上)、⑤成木移植・表土利用・表土ブロック移設・刈草散布・その他、少しでもいいので、できること良さそうなことは何でも加える。これらの緑化を施すことで、最短4年で造成森林となり、十数年で自然な森林を再生できる。省力・低コストで年間1万本以上の植樹が可能となる。
切土法面(岩盤斜面・残壁)に対しても、壁面への発根種子植え・未発根種子植えは有効であり、クローラドリル穿孔+ロングポット苗木挿し込みという客土の要らない新工法も確立した。
これら鉱山緑化手法・効果について報告する。