[1101-09-08]菱刈鉱山の坑道掘進における効率化とコスト削減の取り組み
○塩盛 貴弘1(1. 住友金属鉱山株式会社)
司会:森山 浩(石灰石鉱業協会)
キーワード:
菱刈鉱山、坑道掘進、ズリ混削減、吹付支保
菱刈鉱山は、鹿児島県伊佐市に位置する浅熱水性鉱脈型の坑内掘り金鉱山である。2021年度にサステナビリティを重視した操業体制への移行を掲げて以降、坑道掘進作業における効率化およびコスト削減を重要課題と位置付け、各種施策を継続的に講じている。主な施策としては、鉱石への不要岩石(ズリ)の混入低減、一発破進行長(1回の発破で掘り進める距離)の延伸、ならびに支保で使用する吹付コンクリート原単位(坑道掘進1mあたりの吹付コンクリート量)の削減を主軸とした改善活動を実施した。これらの取り組みにより、穿孔・発破・運搬・支保の各掘進工程においてコストの抑制と作業効率の向上を確認した。特に作業効率に関しては2024年度初頭から17%の改善を達成した。今後も、安定操業の維持および更なる課題解決に向け、継続的な改善活動を推進していく予定である。
