資源・素材2025(札幌)

資源・素材2025(札幌)

2025年9月2日〜9月4日北海道大学
資源・素材学会 年次大会
資源・素材2025(札幌)

資源・素材2025(札幌)

2025年9月2日〜9月4日北海道大学

[1110-19-06]一軸圧縮試験機と定圧力載荷装置を用いて行う簡便な岩石せん断摩擦試験手法

○草田 亘太郎1[修士課程]、Ma Guohao1、福山 英一1(1. 京都大学 )
司会:才ノ木敦士(熊本大学)

キーワード:

岩石摩擦実験、一軸圧縮試験機、定圧力載荷装置、アキュムレータ

岩石摩擦試験の多くは直接せん断試験機や回転せん断試験機といった,岩石摩擦試験に特化した複雑な構造の試験機が必要であるが,現在のところあまり普及していない.実験に用いる試験機を一般的に入手可能な装置で代替できれば,場所の制約を比較的受けずに実験ができ,総合的なコストカットが期待できる.そこで本研究では,一軸圧縮試験機と,簡易に製作可能な定圧力載荷装置を用いたせん断摩擦試験を提案する.今回我々は,フラットジャッキとアキュムレータを組み合わせた定圧力載荷装置を製作した.定圧力載荷装置はユニット化され,一軸圧縮試験機と併用することで簡便かつ正確で費用対効果の高い実験が可能となる.装置に組み込んだアキュムレータとフラットジャッキによって,せん断に伴って変動する法線応力の脈動を吸収し,任意で一定の法線応力を岩石試料の載荷する.法線応力一定の条件をより正確な領域で実現し,測定データの信頼性向上を図る.今後,二重せん断摩擦試験を行い,その結果の妥当性を検証するとともに,製作した定圧維持装置の有効性を確認する予定である.