資源・素材2025(札幌)

資源・素材2025(札幌)

2025年9月2日〜9月4日北海道大学
資源・素材学会 年次大会
資源・素材2025(札幌)

資源・素材2025(札幌)

2025年9月2日〜9月4日北海道大学

[1401-04-02]1970年代の国際ジョイント・ベンチャーによるマンガン団塊開発

○山野 澄雄1、山崎 哲生2(1. 海洋技術ロジスティクス(株)、2. 大阪公立大学)
司会:西圭介(深海資源開発(株))

キーワード:

マンガン団塊、開発プロジェクト、国際企業連合

マンガン団塊の鉱物資源としての商業的採取の可能性は,John L. Mero博士が自らの著書で,1965年に紹介するとともに,石油・天然ガスの海洋における生産手法を模した流体ドレッジ法適用の可能性も提唱した。そして,銅,ニッケル,コバルト,マンガンという戦略的にも,経済的にも重要な金属が高品位で含有されていることに注目が集まった。その結果,4つの国際企業連合が結成され,1970年代に分布状況の調査,採鉱技術や製錬技術の開発が実施された。そして,1978年と1979年には,これらのうち,3つの国際企業連合が,内径6~8インチの鋼製揚鉱管を使用した水深4,000~5,000mにおける50 t/hr規模のパイロットスケール採鉱実験をハワイ近海で実施した。本講演では,住友グループが参画したOcean Management Incorporatedの活動を中心に,1970年代のマンガン団塊開発に向けた取り組みについて紹介する。