講演情報

[P053C]コバルトリッチクラストに対する比重選別の検討

○弘田 陸1[修士課程]、パク イルファン1、伊藤 真由美1、髙橋 達2、田中 善之2 (1. 北海道大学、2. 独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構)

キーワード:

海洋鉱物資源、コバルトリッチクラスト、比重選別、ジグ選別、ネルソン遠心分離

コバルトリッチクラスト(cobalt-rich ferromanganese crusts以下CRCと称す)とは,中~西部太平洋の水深800~2400mの海山に賦存しており,コバルト,ニッケル,銅や白金等を有用成分として含んだ黒色の鉄・マンガン酸化物である。コバルトやニッケルなどのレアメタルは,ハイテク機器の材料として、日本の産業に必要不可欠であり,今後の需要も大きく拡大する可能性がある。現在は、これらの金属資源を他国に依存しているが、日本のEEZに賦存するCRCの開発により、レアメタルが自国に供給可能となる。しかしながら、CRCの採掘の際に、基盤岩混入してしまい、製錬時に問題が起こるため、選鉱により脈石を除去する必要がある。本研究では、脈石を除去することを目的として、脈石とCRCの比重の差に着目し、湿式比重選別であるジグ選別とネルソン比重選別を用いて、選鉱プロセスの検討を行った。