講演情報

[P063C]浮遊選別法によるマイクロプラスチックの回収への粒径と液性の影響

○藤村 奏喜1[修士課程]、ティーラユット ペンサート2、芳賀 一寿1 (1. 秋田大学、2. チュラロンコン大学)

キーワード:

マイクロプラスチック、浮遊選別

近年、海洋プラスチックによる自然環境への悪影響が深刻化しており、その回収手法の確立が求められている。本研究では、海岸や砂浜からマイクロプラスチック(以下、MPs)を浮遊選別法により効率的に回収することを目的として、PET、PE、PP、PS、ABS、PVCの6種類の樹脂板を破砕・粉砕し、粒径0.2〜5mmの7段階に成形した模擬試料を用いた単体の浮遊選別実験を実施した。その結果、粒径が大きくなるにつれて回収率は低下する傾向が見られた。また、選別に用いる溶液を蒸留水から人工海水に変更することで、塩濃度の上昇によりフロス層が安定し、全体的に回収率が改善された。これらの結果は、浮遊選別法における液性条件の最適化がMPsの選択的かつ効率的な回収に有効である可能性を示唆している。